はじめに
Web制作やWebデザインの案件を獲得したいけれど、なかなかうまくいかない方は多いのではないでしょうか?
ここ最近では安価で学べるスクールもあり、Web制作やWebデザインに参入する方がとても増えてきているので、案件の倍率もどんどん上がっていっています。
もはや激戦になっているweb制作分野でも、ちょっとしたひと手間で案件獲得率を上げるための効果的な営業方法があります。
今回はそんなアプローチを3つ紹介します。
この記事のことをすべて実践するだけで、かなり受注率が上がりますのでぜひ参考にしてみてください。
すぐ提案するアプローチ
1つ目のアプローチが「最速で提案する」というものです。
なぜ速さが重要か
クラウドソーシングサイトでの案件獲得において、速さは決定的な要因となります。
理由は単純で、最初に提案されたものが見られることが多いからです。
クライアントは通常、多数の提案を受け取りますが、すべてを詳細に検討する時間はありません。
そのため、早い段階で届いた提案に目を通し、その中から適切な候補を選ぶ傾向があります。
また、素早い反応は熱意の表れとして好印象を与えます。
クライアントは、迅速に対応できる人材を高く評価し、信頼を置く傾向があります。
さらに、早期の提案は後続の提案の基準点となることがあります。
つまり、あなたの提案内容や価格設定が、他の提案者の参考になる可能性があるのです。
したがって、案件を見つけたらできるだけ早く、質の高い提案を行うことが重要です。
これにより、クライアントの注目を集め、受注の可能性を大きく高めることができるのです。
実践のためのテクニック
このアプローチを効果的に実践するには、以下の具体的な行動が必要です
- 定期的なチェック:最低でも1日3回(朝・昼・夜)クラウドソーシングサイトをチェックします。
これにより、新規案件を見逃すリスクを最小限に抑えられます。 - 通知設定の活用:多くのプラットフォームでは、新規案件の通知設定が可能です。これを最大限に活用しましょう。
- テンプレートの準備:迅速な対応のため、カスタマイズ可能な提案テンプレートを用意しておきます。
- モバイルデバイスの活用:外出先でも素早く対応できるよう、スマートフォンやタブレットから提案できる環境を整えておきます。
- 時間管理の徹底:案件チェックと提案作成の時間を日々のスケジュールに組み込み、習慣化することが重要です。
このアプローチは、単に早く提案するだけでなく、他の2つのアプローチがとともに活用し質の高い提案を迅速に行うことが求められます。
内容を踏まえた提案をするアプローチ
次に、内容をよく理解した上で提案をするアプローチが重要です。
クライアントの要望をよく読み、それに合わせた提案をすることで、受注の可能性が高まります。
例えば以下のような形の文章をテンプレートに入れ込みます。
本プロジェクトでは、〇〇という点を踏まえ、現在の〇〇との一貫性を保ちつつ、より魅力的で使いやすい〇〇を制作いたします。
また、他のチームメンバーとも密に連携を取り、〇〇プロジェクト全体の成功に貢献いたします。
テンプレートを送るだけでもある程度返信をもらうことはできるかもしれませんが、「あなたの募集文をしっかり読みました!」とアピールすることでさらに返信率が上がります。
こうしたちょっとしたひと手間を加えるだけで、他の形とは違った提案をすることができるようになり、受注率の向上に繋がります。
もちろんテンプレートで効率的に営業することも大事です!
追いメールをする
個人的に一番受注率が上がるのがこれです!
多くの人が陥りがちなのが、ただ待っているだけという状況です。
提案をして返信までただ待っているだけでは、かなりもったいないです。
返信を待って3〜4日後に、まだ募集しているようなら追いメールを送って見ましょう。
内容は以下のようなイメージです。
お世話になっております。
先日〇〇に関して提案をさせていただいた、〇〇です。
その後の状況はいかがでしょうか?
ご質問や追加のご要望がございましたら、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にお知らせください。
これをやるのとやらないのでは返信率が倍近く違う気がします。(体感です)
特にwebに詳しく無い方からは「〇〇ってできますか?」などと質問を引き出せるので、そのまま受注することも非常に多いです。
まとめ
今回は「案件獲得率を上げる3つの営業アプローチ」を紹介しました。
テンプレートが多い中でこういった提案やアプローチがあると、募集者からするとお願いしたくなります。
少し意識するだけで受注率が上がりますので、ぜひ参考にしてみてください。
このブログでは他にもWeb制作やShopifyに関しての記事を書いていますので、あわせて参考にしてみてください。