はじめに
「Shopifyのデフォルト機能だけでは物足りない…」
「もっと使いやすいECサイトにしたい…」
「顧客体験を改善して売上アップにつなげたい…」
このような課題をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
私は、Shopifyストアの構築に携わるエンジニアとして、数多くのECサイトをカスタマイズしてきました。
その経験から、特に効果の高い無料カスタマイズ機能を厳選してご紹介します。
以下の機能は、技術的な知識がなくても実装可能で、かつ導入効果の高いものばかりです。
コストをかけずに、ストアの使いやすさと収益性を向上させることができます。ぜひ、のストア改善にお役立てください。
1. パンくずリスト
「このカテゴリーのほかの商品も見たいのに、カテゴリーページに戻れない…」
「どのページにいるのか分からなくなってしまう…」
そんなユーザーの不便を解消し、スムーズなサイト内回遊を実現するのが、パンくずリストです。
私が構築したショップでは、以下のような効果を実感されているクライアント様が多くいらっしゃいます。
- 商品詳細ページからカテゴリーページへの回遊率が向上
- 「戻る」ボタンの使用が減少し、離脱率が改善
- 検索エンジンでの商品ページの表示順位が上昇
詳細な実装方法は以下の記事で詳しく解説しています。
クリックひとつで実装できる便利な機能ですので、まずはこの機能から導入を検討してみてはいかがでしょうか。
2. 送料無料バー
「あとちょっとで送料無料なのに、気づかずに購入をやめてしまうお客様が多い…」
「送料無料ラインまでの不足額をうまく伝えられていない…」
そんな機会損失を防ぐために効果的なのが、送料無料バーの実装です。
送料無料バーは、画面上部に固定表示される「あと○○円で送料無料!」というメッセージバーです。
商品の合計金額に応じて動的にメッセージが変化し、送料無料までの追加購入を促します。視認性の高いデザインと分かりやすいメッセージで、購入客単価の向上につながります。
送料無料バーの詳細な実装手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
購入者の行動心理に基づいた、シンプルながら効果の高い機能です。ぜひ、ストアへの導入をご検討ください。
3. LINE追従バナー
「LINEのお友達追加ボタンに気づいてもらえない…」
「せっかくLINEで繋がっても、その後のコミュニケーションがうまくいかない…」
こうした課題を解決するのが、LINE追従バナーです。
スマートフォンでの閲覧時に常に表示される追従型のLINEバナーは、顧客とのコミュニケーションチャネルを確実に構築できる機能です。
商品情報の配信やクーポン発行、新商品案内など、様々なマーケティング施策に活用できます。
LINE追従バナーの実装方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
簡単な設定で導入できる機能ですので、LINEマーケティングを強化したい方は、ぜひご活用ください。
4. お気に入り機能
「気になる商品があっても、すぐには購入できないお客様が多い…」
「後で見返したい商品を、うまく記憶しておけない…」
こうした購買行動をしっかりとフォローするのが、お気に入り機能です。
お気に入り機能は、商品詳細ページに「お気に入りに追加」ボタンを設置し、ユーザーが興味を持った商品を簡単に保存できる機能です。
保存した商品は専用のリストページで一覧表示され、価格比較や在庫確認も容易に行えます。
商品詳細ページへのボタン実装方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
購買意欲の高いユーザーを逃さない、重要な機能です。ぜひ、ストアでご活用ください。
5. サブスク機能
「定期的に購入されるお客様が多いのに、いつも新規注文で対応している…」
「継続的な売上を確保するための仕組みを作りたい…」
このような課題を解決するのが、サブスクリプション(定期購入)機能です。
サブスク機能は、消耗品や日用品など、定期的な購入が見込める商品に特に効果的です。お客様は煩わしい再注文の手間が省け、ショップ側は安定した収益基盤を構築できます。
以下の記事では、サブスク機能の導入手順を詳しく解説しています。
継続的な収益確保を目指すショップにとって、必須の機能と言えます。ぜひ、導入をご検討ください。
まとめ
ここまで、Shopifyストアに無料で実装できる5つのカスタマイズをご紹介してきました。
- パンくずリスト:ユーザーの迷いを解消し、スムーズな回遊を実現
- 送料無料バー:追加購入を促し、客単価アップに貢献
- LINE追従バナー:顧客との継続的なコミュニケーションを実現
- お気に入り機能:「あとで買う」をしっかりキャッチ
- サブスク機能:安定した収益基盤の構築をサポート
これらの機能は、すべて技術的な知識がなくても導入可能です。お客様の購買行動やニーズに合わせて、優先順位をつけながら順次導入することをおすすめします。
各機能の詳細な実装方法や設定のポイントについては、それぞれの記事をご参照ください。
導入支援やカスタマイズのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。